処方される薬の種類

自律神経失調症は、ストレスなどによって自律神経が正常に作用しなくなることで起きるさまざまな症状を総称したものです。

自律神経失調症の症状には頭痛、動悸・息切れ、めまい・のぼせ、不眠、下痢や便秘といった身体的な症状と、イライラや不安感、情緒不安定やうつといった精神的症状があります。これらの症状について調べた結果、疑われる病気がすべて除外された場合に自律神経失調症と診断されます。

自律神経失調症そのものを薬だけで根治するのは難しいことです。本当に根本から改善するためにはストレスを除いたり生活を改善するなど原因となっていることを変えていく必要があります。

自律神経失調症の薬物療法はそうしたことと並行して行うことで功を奏します。使用される薬はいろいろありますが、患者さんの状態に合わせて処方していきます。自律神経の中枢にある視床下部に働きかけて交感神経と副交感神経のバランスを整えるのは自律神経調整薬です。主なものにグランダキシン、ハイゼット、インデラルなどがあります。

特に不安感の強い神経症型・不安型の場合は抗不安薬(精神安定剤)が処方されます。作用の弱いリーゼやハイロング、作用が中程度のコレミナールやセディール、作用が強いデパスやレキソタンなどがあります。

その他眠れない人には睡眠導入剤、ホルモンバランスの崩れた女性にはホルモン剤が処方されることもあります。その際に自律神経のバランスを整えるビタミン剤が良く併用されます。また、黄連や抑肝散、芍薬といった漢方薬が処方されることもあります。

コメント投稿は締め切りました。